収納リフォームのポイント

収納リフォームでは量をたくさんしまえることも大切ですが、取出しと片付けがスムーズにいくことはもっと大切です。できるだけ部屋ごとに収納を設けるために、それぞれの部屋に何をしまうのかをメモなどに記録したり、しまうものに合った収納の高さや奥行きを決めたり、出し入れの頻度が多いものはすぐに手が届くように順番を決める等、予め設計してからリフォームをスタートさせましょう。

日頃ほとんど使用しないものをしまう収納場所としてお勧めなのが、和室やキッチン、洗面所などに設置する床下収納です。2階用のものもありますし、個室の床下にも設置できます。和室には大事な骨董品などをしまう畳一畳分のスペースや、洗面所には洗剤等のボトル類用に、キッチンにはパントリー用の床下収納を設けるのもお勧めです。

またマンションの場合は一戸建てよりリフォームできる場所が少ないですが、探してみると意外なデッドスペースが見つかるかもしれません。例えば玄関から廊下が長く続いている場合は、間仕切り壁を利用した壁厚収納ができます。奥行きが薄いため中のものがすぐにわかり、本棚や保存食品、掃除用具など色々なものがしまえます。

壁を利用した収納といえば、可動間仕切り家具はその奥の手とも言われる便利な設備です。壁のかわりに家具で部屋と部屋を仕切ることができます。

収納リフォームが完成したら、できるだけきれいに保つように心がけることが大切です。使ったものは必ず戻すように日々習慣をつけましょう。

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