八尾市にある実家では私を含め子供はみな独立して別に住んでいるため、両親だけになりました。すでに70を越えて昔のようにテキパキと家事をこなすことが難しくなった母の様子を見に、時折訪ねていますが気になっていることがありました。洗面室の老化です。数年前に浴室はユニットバスへリフォームしていましたが、隣の洗面室はそのまま手を加えていなかったのです。壁紙は剥がれカビが目立つようになり、床板もなんだかブカブカして今にも抜けそうになり心配でした。もしや、シロアリかと思い近くの工務店に調査してもらったところ、幸いにもシロアリではありませんでしたが、床板が水分を吸って腐っているとの事でリフォームすることになりました。原因は浴室との境に敷きっぱなしになっていたバスマットと、お風呂の残り湯を洗濯機に移す時こぼし続けていたせいでした。バスマットは水を含んだまま敷きっぱなしになったため、クッションフロアと床の隙間に水が浸みていったらしいのです。残り湯で洗濯するのは昔からのことですが、ポンプを使わずバケツでくみ上げていたためいつも床がビチャビチャだったのです。床板、クッションフロアを張り替え、壁紙も防カビ加工のものにしました。洗面台も新しいものを入れましたが、全体的に白に近いクリーム色で統一したので以前より明るくなり、両親も喜んでいます。