最近我が国は地震、大型台風、津波、竜巻、大雪など自然災害に見舞われることが多くなってきました。自然の現象とはいえ、私たちはこの自然と向き合って共存していかなければいけないので、住まいにはもっと目を向ける必要があるのかもしれません。我が家も寝屋川市に一戸建てを建てて15年になります。一般的に昭和56年以前に建てた家は、旧耐震基準で建てられているため、危険だと言われています。我が家はそれ以降に建築された家なので、問題はないだろうと思っていたのですが、ご近所で万が一のことを考えて耐震診断をしてもらった家庭がありました。信じられないことに、震度7レベルの地震がきたら、全壊する恐れは少ないにしても、数か所で補強工事をしたほうがいいという診断が下りました。我が家もそれを聞いてかなり焦りはじめ、耐震診断をお願いしました。家の傾き、外壁の様子、念には念を入れて、点検穴などから 家の内部まで建築士の目で確認してもらったところ、やはり全面的にはないにしろ、部分的に耐震リフォームをしたほうがいいとのことでした。まず、建物の耐震性をより高めるために、外周部分は、もともとある基礎の隣に新たなものを造り結合し、柱の間に斜めに筋交いを入れた耐力壁をバランスよく配置しました。今回リフォームをしたことで、いざ地震がきても、焦ることなく対応ができると思います。