枚方市の実家のリビングダイニングをリフォームしたのは、いずれ二世帯住宅にすることを見越してです。それにしてもリビングダイニングを変えるだけで、家の中が見違えるように明るくなったのには驚かされました。古い家屋はやはり光の取り入れ方に問題があったようで、採光方法を替え、壁も従来の暗い色から白を貴重としたものに変更することで、見違えるようになったのです。当所リフォームに積極的でなかった者も、家の中が明るくなると、親戚やら近所の人やらを自宅に招き始めたのですからおかしなものです。考えてみれば、人は多くの時間を家の中で過ごし、そして眠るわけですから、家の中の雰囲気が人の気分や精神に多大な影響を与えていることは間違いないでしょう。明るくなったのは枚方市の家の中だけではなく、そこに住む人々の気持ちまで明るくなったのです。二世帯住宅にするかどうかということが、きっかけとなったのですが今やそのきっかけすら忘れ去られようとしています。明るくシンプルで広いリビングは人の心までも軽やかに明るく変えてしまうのです。住環境が人間に与える影響を軽んじてはならない、と改めて思い知らされた忘れることのできない出来事でした。