大阪市港区の3LDKの分譲マンションに住んでいる50代の男性です。
子供たちは既に独立し、数年間、妻と二人で暮らしていましたが、私の高齢の母の転倒骨折をきっかけに同居することになりました。
そして、同居にあたって、マンションを介護リフォームしたのです。
玄関の段差をなくし、トイレ、浴室、廊下、各部屋への出入り口には手すりを設置しました。
洗面所は昇降式にし、洗髪用のシャワーとしても使えるようにしました。
また、担当者の提案を入れて、洗面所の下のスペースは車椅子が入れるようにし、座ったままで洗面所を使えるようにしました。
将来、車いすを常用することになった場合を考えたのです。
トイレは古いマンションなので和式だったのですが、これも洋式にしました。
キッチンは座ったままでも料理ができるように、シンクと料理台下にしっかり座れるスペースを設け、頭上の食器棚は電動収納式にしました。
玄関以外のドアは立ち位置を変えずにドアを開け閉めできるように引き戸にしました。
どのような介護リフォームがあるかはインターネットですぐに調べることができるのですが、私の母の場合、実際には何が必要で、何が不要であるかを母を交え、担当の方と密に相談できたのが良かったです。
ローンについても提案していただきました。
今ではすっかり母もこの家を気に入ってくれ、私もこれで親孝行ができると喜んでいるのです。