茨木市に永住を決意し、ついにリフォームの段取りを始めたのはおととしのことでした。外構、壁紙、水回り、床板の張り替え、様々な個所を、思い切ってほぼ全面リフォームの決断に至りました。屋根の張り替えや外壁塗装は、もちろん専門業者に依頼しましたが、その他の外構関係は、家族総出で、行いました。今まで花壇だったところで、野菜作りができるように、工夫もしました。我が家が一番重視したのは、一番よく過ごすリビングダイニングです。弱った床板の張り替えを依頼し、それが終わると、またもや家族総出での作業です。自分たちで壁紙を張り替え、新築さながらの快適なリビングダイニングが完成しました。今まで以上に家族はこの空間に集い、いつもにぎやかです。そればかりか、近所の仲間も喫茶店ではなく、我が家のこのスペースでくつろぐようになり、家族も地域もいいもんだと痛感しました。ダイニングとリビングのつながりを作ったことで、夕食の支度中でも家族との会話を楽しめ、片づけに全員が参加できるようになりました。長く住むためだけに始めたこの計画は、つながりや思いやりを生み出すほどの大きな結果を得ることができました。自分たちで手を加えることで愛着もわき、幸せいっぱいです。