リフォームはタイミングが大事だ、とよく言われます。例えば屋根や外壁のメンテナンス等の場合も、各部位のライフサイクルをしっかり把握して最適な時期にリフォームすることが大切です。早すぎれば費用が無駄になりますし、またタイミングを逃がしてしまうと後々の費用がどんどん大きくなってしまうことがよくあります。例えば外壁であれば10年毎が目安になりますが、5年も遅れると家全体の寿命を大きく縮めてしまうことになります。
リフォームにはメンテナンス目的のリフォームと、暮らし向きにあわせたリフォームの2つに大別することができます。上記のような外壁塗装や屋根の老朽化対策などはメンテナンスリフォームに入り、修繕の周期や耐用年数などを把握しておき、最適な時期にリフォームを実施するのが理想と言えます。
また、もう1つのライフスタイル系のリフォームについては、主に家族構成の変化や、ライフスタイルの変化に合わせたリフォームになります。例えば子育て環境が必要になったり、高齢者住宅が必要になる等は代表的な例です。
また、ライフスタイル系のリフォームもメンテナンスと並行させて行うのが理想的です。このためにはできるだけ前々からプランをしておくのがコツです。メンテナンスリフォームに合わせ、同じ時期に子供部屋を作ろうとか、バリアフリーを計画するなどしておくと費用的にもメリットは大きくなりますし、時間をかけずに無駄のないリフォームができるようになります。