純和風木造建築に住んでいた我が家のリフォームを完了しました。大阪市浪速区にある私の家は、日本に昔から親しまれているような和室の多い家でした。広さとしては人並みもしくはそれ以上でしたし、子供夫婦と同居をすることになったので、若夫婦が好みそうな空間を準備しようと言うことになりました。
お互いの生活空間はしっかり区別しておいた方が、二世帯住宅としては理想的だと考えて、単に部屋を分けて使えばいいと初めは考えていましたが、どうしても使用する空間の行き来と動線が気になっていたのです。しっかりと居室を区別してあげるにはやはりリフォームをするのが一番だろうと言うことになり、子供夫婦と好みや間取りについて話し合いました。もともと居間と食堂は別々という感覚しかなかった私ですが、今は居室も食事をする空間も一緒のリビングダイニングという間取りが一般的なのですね。これを我が家にも作ろうと言う話になり、子供夫婦の為に和室2間をリビングダイニングに改修することにしました。結局、増築せずに部屋の広さも十分に足りましたし、広い空間一間を確保することが出来て、子供夫婦も満足してくれたようです。
狭い仕切りのある和室の続き間を開閉して広さを保つより、リビングダイニングのように仕切りがなく広々としている居室もいいものだなと、最近では思っています。