大阪市住吉区の築６０年ぐらいの木造一軒家に住んでいます。２０１１年３月１１日に発生した東日本大震災を見て、我が家の耐震強度について心配になりました。そこで、専門家の方に見ていただくと、震度５程の揺れで倒壊する恐れがあることが分かりました。上町台地にある活断層や南海トラフなど、これから大地震がこのあたりを近い将来襲う可能性が大きく、なんとかせねばということになりました。丁度いい機会なので、耐震設計の住宅に建て替えようかとも思ったのですが、そのような莫大な費用がすぐには工面出来そうになかったので、折衷案でリフォームをすることにしました。見ていただいた専門家の方の耐震診断結果をもとにしてリフォームの計画を立てたので、大阪市の耐震改修費補助を適用することが出来、１００万円ほど安く工事を済ませることができました。今回、自治体の補助金はすごく役に立つのだと改めて分かりました。また、工事を依頼した会社も親身になって相談に乗って下さったり、工事の方法、期間、費用など丁寧に説明して下さったりして本当に頼りになりました。今は工事が終わって、大きな地震が来た時もうちの下敷きにならずに済むと思うとすごく安心です。