私が、住んでいる大阪市住吉区にある自宅は、昔からある静かな住宅地の中にあります。近くを川が流れており景色も良いので、40年前に家を建てた時は、日当たりが良く、リビングから外に出られるように、大きな窓を設け、開口部を作っていました。自宅の一部をリフォームするにあたって、窓も大きく変えることにしました。
20年近く前に経験した、阪神淡路大震災では、これまでにない大きな揺れを経験し、我が家が大きく揺れる恐怖は、今でも、昨日のことのように覚えています。幸い、自宅が大きく崩落することはありませんでしたが、最近の新しい家は、窓を大きくしていない家が多いことを考えると、窓から陽の光が適度に入る大きさまで縮小し、耐震強度を高めたほうが、家が長持ちするのではないかと思い、リフォームをお願いしました。また、周辺に家が増えてきたので、家の中が見られてはいないかと、気になっていたのですが、これを機に、中が見えにくい仕様のガラスで、なおかつ防犯性の高いガラスを採用してもらい、以前より、外からの視線を気にすることはなくなりました。また、以前は老朽化によってだいぶ錆び付いていた窓枠だったものが、今回、新品のサッシになり見た目も新しく一変し、隙間風も入ってこなくなり、快適に過ごしております。