数年前、大阪市鶴見区の一戸建ての中古住宅を購入しました。その時は、あまり予算もなかったので大掛かりなリフォームはせずに、ハウスクリーニングだけしてもらって入居しました。自分たちで出来るところは少しずつ手を入れて、それなりに快適に暮らしていたのですが、水廻り、特に洗面所がお風呂場と続きになっているせいもあって結露が酷いのです。どうもハウスクリーニングしてもらった時は気づかなかったのですが、実はかなりカビが繁殖しやすい環境だったようなのです。
出来るだけ湿気が篭らないようにと気をつけて、乾いたタオルなどで水気を拭き取ったりもするのですが効果がありません。洗面所に窓が無く、通気性が悪いのが一番の原因でした。
カビだらけの洗面所では健康にも悪影響が出ると考え、思い切って全面的にリフォームすることにしました。シャワー蛇口も付いていない古い洗面台から、シャワーに切り替えられる蛇口の付いた新しいものに取り替え、壁の一部を切り取って通気用の窓を付けました。
壁や床も抗菌素材のカビが繁殖しにくい素材のもので張替え、その上に仕上げで浴室・洗面所用のフロアコーティングまでしました。窓を付けたことで通気性が良くなったのは勿論、ダブルの抗菌対策をしたおかげでカビの黒ズミ一つない清潔な毎日を今は過ごしています。