守口市で築35年の中古物件を購入しました。最近日本で大きな地震が相次いでいますが、我が家も相当古いため、震度7程度の地震がきたら耐える事ができるのか以前から疑問に思っていました。現在の新耐震基準に建築基準法が改正されたのが昭和56年なので、それ以前に建てられた家屋は耐震性に問題がある場合があるかもしれないと言われ続けています。今回、まず耐震診断を受けてみました。診断前に、もしかすると悪い結果がでるかもしれないと覚悟はしていたのですが、本当に震度7程度のものが来たら全壊する恐れがあるとのことでした。これには驚き、建替えも検討したのですが、せっかく購入した中古物件で愛着もあったため、リフォームを選択しました。まず地盤、基礎、建物の形状・壁の配置、屋根、老朽度などを調査、診断をしてもらいました。補強工事の一環として、仕切られていた和室や応接室の壁を取って広がりのあるリビングにしました。屋根や外壁の材料もメンテナンス性の高いものを選択し、地震にも備えて耐震補強も施しました。主に耐震補強工事として、建物外部より、外壁等を壊さずに基礎・土台・柱を接合させ、一体化として耐久強度を高め、地震・強風による柱のほぞ抜け防止力を高めるようにしました。