我が家は大阪市港区にある木造2階建て住宅です。
阪神淡路大震災の際はなんとか倒壊はせずに持ちこたえてくれましたが、東日本大震災の惨事を見たこともあり、不安が拭えませんでした。
そこで、ネットで耐震診断問診というものがあったのでやってみました。
すると、我が家は10点満点の3点との結果で耐震への不安はいよいよ大きくなってしまい、耐震リフォームを決意しました。
早速専門家の方に来ていただき、問題点を洗い出しました。
子供達が家を出てから夫婦二人には部屋数が多くなったため、一階の一部を車庫に変えていました。
実はこれは壁が減るために耐震性の乏しい建物になってしまい、1階部分だけが倒壊という危険性があるそうでした。
壁を新設しようにも車庫の入口を塞ぐわけにはいかないため、残っている壁の剛性を高めることになりました。外壁をはがして外部から補強してもらいました。
また、一部の柱が湿気で腐りかけており、放っておいたら大変なことになっていたとのこと。その柱をしっかしとしたものに取り替えてもらいました。
できれば住みながらできる耐震補強にしたかったのですが、痛みが激しかったためにそれは叶わず、家を出て息子夫婦宅で世話になりながら完成を待ちました。
補強の終わった家に帰ってみると、とても安心感がありました。
時間とお金はかかりましたが、満足のいくリフォームが出来たと思います。